やんばるのマンゴーがなぜ美味しいのか？

やんばるマンゴー農家はかく語りき

店主

オオシロさん。なんで、やんばるのマンゴーが一番美味しいって言えるわけ～？

農家のオオシロさん

はぁ～、、、お前はアホか～？ちょっと考えれば分かるだろ。
よく聞けよ～マンゴーにとっては、やんばるより北では寒すぎて、南なら暑すぎるわけよ～やんばるがちょうど良い気候であるわけさ～。

でも本土のマンゴーの方が有名さ～。

はぁ～、、、お前はやっぱりアホか～？
本土のマンゴーはボイラーを焚いて育ててるだろう。俺はあれはなんか甘さに不自然さを感じるさ～。
南に行って太陽が強すぎても実が焼けてしまうからやんばるくらいの太陽がちょうど良いわけよ～。あと、台風の被害もやんばるの方が少ないだろう。マンゴーの実も風に揺らされ過ぎたらたら、味が落ちるからよ～。

やんばるはマンゴーにとって、ちょうど良い気候

あくまでも話を聞いた農家さんの個人的見解ではあるが、確かにやんばるはマンゴーの栽培に適している。

まず、ボイラーを焚かずにマンゴーを栽培できることは大きい。作物は自然の力で育つ方が断ぜん良い。やんばるでもボイラーを焚いて早出し（４月くらいから旬より早く出荷）をしている農家さんもいて、実際に食べ比べてみた方ではボイラーで栽培されたマンゴーの甘味に不自然さを感じるというのは割と多い意見です。

近年では確かに台風が発生し沖縄付近を通過する際は、やんばるより南側を通る台風が多いです。風に揺られすぎて他の実や枝などと擦れてしまうと見た目も味も劣化しやすい。

農家さんの個人的意見ではあるが、やんばるがマンゴーの栽培に適しているというのは納得できる。